弊社は１９７０年、日産化学株式会社のエンジニアリング部門として分離独立。化学品、機能性材料、農業化学品、医薬品の４領域で事業展開する日産化学グループの一員として多種多様なプラント建設を担ってきました。当社グループの新長期経営計画「Atelier2050」では、「情報通信」
「ライフサイエンス」「環境エネルギー」を成長事業領域として設定致しましたが、弊社も新しい事業に即した設備技術の構築に取り組んでいます。

　今、産業界ではデジタル化の著しい進展が見られますが、弊社においても積極的にＤＸに対応していきます。設計プロセスにおける言語や記号、
手順を統一し、過去データも含めてデジタル化。これにより設計思想やアイディア、リスク回避策、コスト情報なども共有し、エンジニアリング業務の徹底的な効率化、短納期化を実現。お客様にとっての利益の最大化に貢献していきたいと考えています。

　社内体制としては、弊社が強みとする品質への取り組みをさらに強化すると共に、健康経営やＳＤＧｓにも取り組み、社員がやりがいと誇りを
もって働ける職場づくりを進めてまいります。結局のところ、「技術はヒト」です。社員一人ひとりのスキルや成長プロセスに最適化された人材育成を推進。働くことで経験値を高め、モチベーションを上げ、自己実現につなげていく…。そんな場と機会を提供する企業にしたいと考えています。
　今後とも、ご支援ご愛顧をいただきますようお願い申し上げます。

取締役社長　畑　利幸